いい女研究所
いい女のファッション

私が高いヒールを履かなくなった理由

実はワタクシ、2011年の震災以来、高いヒールの靴が
履けなくなってしまいました。

あの日、7センチヒールのエナメルオープントゥで
7時間帰宅難民をやりまして…。

3月なのにひどく寒かったあの日。
足が凍えて痛くて痛くて、
「UGGのムートンブーツ履いて来ればこんなことには…。涙」と
悔やんだものです。

以来、またいつ地震が来るかわからない日本では、
ヒールの靴が怖くて履けなくなってしまいました。

加えて、震災後に立ち仕事の業種に転職したので、
その理由もあり、買う靴はバレーシューズやレースアップ、
2センチほどのウェッジソールばかりになりました。

黒バレーシューズ両足

仕方なく、ローヒールを探すことになったわけだけど、
レースアップシューズをイエナで見つけて
履くようになり、以来魅力に取りつかれちゃって、
トラッドが大好きになりました。

勢いでレースアップを買った当初は、「今の服に合うかな。」とか
「無駄な買い物にならないかな。」とか気をもんだけど、
それはいらぬ心配だった。

私、20代の時は、女はヒール履いてなんぼだど思ってた。
ヒールで颯爽と歩くから、美しいのだと。

でも、年齢や状況によって美的感覚って変わるものですねぇ。

もちろん2010年くらいからペタンコ靴がブームっていうのも
あるんだけど。
今はヒールのパンプスより、ペタンコ靴やローヒールを履く
若者が多くなりましたよね。

だから、私がヒールを履かなくなってからも、
買う靴には困らなかった。

だけど、たまに思うのです。
このまま「ローヒール天国」に甘んじてていいのかなって。
やっぱりたまには「キレイに魅せる努力」もしないと
ダメなんじゃない?って。

そんな私が最近、
無性に女性らしいパンプスが履きたくなった。
脚をキレイに見せたい欲がムクムクと出てきた!!

いい兆候じゃないか!
よし!パンプスを買いに行こう!

5センチくらいで、疲れにくいパンプス
売ってないかなぁ…。