FP試験を受けようと思い立った瞬間から、「次の試験日っていつ?」「もう申し込み終わってない?」という焦りが始まりますよね。保険代理店に勤める知人の女性スタッフから聞いた話では、職場でFP取得を推奨されたものの、気づいたときにはその回の申し込みがすでに終わっていて、次の試験まで3か月以上待つことになったというケースがあったそうです。

FP試験の日程・申し込み・受験回数の仕組みは、3級と2級でかなり異なります。事前に整理しておくだけで、「申し込み忘れた!」という焦りはほぼ防げます。この記事では、FP試験の受験回数・試験日程・申し込み方法・費用をまとめてご説明します。

FP試験は年に何回受けられる?——3級と2級、仕組みが根本的に違います

まずここが大事なポイントです。3級と2級では受けられる回数が根本的に異なります。

FP3級は2023年4月からCBT(コンピューター・ベースド・テスティング)方式に移行しました。これは全国各地のテストセンターに設置されたパソコンを使って受験する方式です。「年に3回の試験日が設定されている」というのではなく、テストセンターに空きがあれば基本的にいつでも受験予約ができます。

一方、FP2級は従来通りの定期試験方式です。年に3回、1月・5月・9月に試験が行われます。この3回のうちどれかを選んで申し込む形になるので、FP2級の申し込み 期間と試験日程の把握が欠かせません。この回を逃すと次の機会まで数か月待つことになります。

「3級はいつでもOKなんだ」と思うかもしれませんが、受験のたびに費用がかかります。FP試験の申し込みをする前に、しっかり準備を整えてから臨むほうが時間もお金もかしこく使えます。

FP3級の試験日程・申し込み・費用

CBT方式のしくみ——テストセンターで随時受験

CBT方式の試験は、全国各地にある「テストセンター」と呼ばれる受験専用施設で受けます。パソコンの画面に問題が表示され、マウスやキーボードで解答します。従来のマークシート試験と違い、試験終了後に即時スコアが表示されることが多く、結果をその場でおおよそ把握できるのが特徴です(正式な合否通知は後日)。

会場は主要都市から地方まで全国展開されており、自宅や職場から通いやすい場所を選べます。土日に受験できる会場も多いため、社会人にとってはスケジュールを組みやすくなりました。ただし人気の時期(年度末や資格試験シーズン)は予約が集中して希望日が取りにくくなることもあります。FP3級の受験日は「いつでも選べる」といっても、余裕を持って予約するのが安心です。

申し込みの流れ

CBT方式の申し込みは、日本FP協会または金融財政事情研究会の公式サイトから行います。どちらの団体で受けるかを先に決めてから手続きを進めましょう。大まかな流れは以下の通りです。

手順 内容
1 受験団体の公式サイトで受験者マイページを作成(初回のみ)
2 受験する試験(3級・学科または実技)を選択して申し込み
3 テストセンター・受験日時を予約(空き状況はリアルタイム反映)
4 受験料を支払い(クレジットカード・コンビニ払いなど)
5 受験票をダウンロード・印刷して当日持参

予約のキャンセルや日程変更については、団体ごとに期限と条件が設けられています。申し込み前に規定を読んでおくと安心です。

FP3級の受験料(目安)

学科試験と実技試験はそれぞれ別に費用がかかります。以下は目安ですので、最新の受験料は各団体の公式サイトで必ずお確かめください。

試験区分 日本FP協会(目安) 金融財政事情研究会(目安)
学科試験 4,000円 4,000円
実技試験 4,000円 4,500円
合計 8,000円 8,500円

学科と実技は同日に予約することも、別日に分けることも可能です。どちらか一方に先に合格しておき、残りをあとから受けるという戦略も選べます。一度合格した科目は一定期間免除が受けられるので、「今回は学科だけ」というプランも立てやすいのです。

FP2級の試験日程・申し込み期間・費用

年3回の定期試験——試験月の目安

FP2級の試験は例年1月・5月・9月の年3回実施されます。正確な日程は年度ごとに公式発表されますので、大まかな時期として把握しておいてください。FP3級 受験日のようにいつでも選べるわけではないため、仕事や生活スタイルと照らし合わせてどの回を狙うかを考える必要があります。

保険の営業現場で働く人の話を聞いていると、「5月の試験は年度が落ち着いた頃で勉強時間を作りやすい」という声がある一方、「9月は資格手当の期末締め切りに合わせて狙っている」という人もいるようです。職場や業態によっても、受けやすい回は変わってきますよね。

FP2級 申し込み 期間——見逃すと数か月待ち

FP2級の申し込み期間は、試験日のおよそ2〜3か月前に設定されます。期間は概ね1か月程度しかありません。以下は例年の傾向をもとにした目安です。

試験回 試験月(目安) 申し込み期間(目安)
第1回 5月下旬 3月上旬〜4月上旬
第2回 9月上旬 6月下旬〜7月下旬
第3回 1月下旬 11月上旬〜12月上旬

※年度・実施団体によって実際の日程は異なります。受験を決めたら公式サイトで最新日程を調べてみてください。

申し込み忘れは本当によくあるミスです。「そろそろ試験の季節だな」と思って調べたら、もう締め切り翌日だった…というのは珍しくないのです。FP試験の日程と申し込みを見逃さないためには、年度はじめに3回分の申し込み開始日を全部カレンダーに登録してしまうのが一番確実です。

FP2級の受験料(目安)

FP2級の受験料は3級より高くなります。下記は目安です。実際の金額は各公式サイトをご参照ください。

試験区分 日本FP協会(目安) 金融財政事情研究会(目安)
学科試験 5,700円 5,700円
実技試験 6,000円 6,000円程度※
合計 11,700円 11,700円程度

※金融財政事情研究会の実技試験には複数の科目があり、選択する科目によって金額が変わる場合があります。詳細は公式サイトの試験案内をご参照ください。

日本FP協会と金融財政事情研究会——どちらで受ける?

FP試験の実施団体は2つあります。日本FP協会と金融財政事情研究会です。どちらを選んでも合格すれば「FP技能士(国家資格)」として同じ効力を持ちます。資格の価値は変わりません。

違いが出るのは主に実技試験の科目です。日本FP協会の実技試験は「資産設計提案業務」の1種類のみ。金融財政事情研究会は「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」など複数の科目から選べます。

生命保険の現場で働いている方が「生保顧客資産相談業務で受けると実務とリンクしやすい」と話していたのを聞いたことがあります。一方、特定の業種にこだわらず幅広くFPとして学びたい場合は、日本FP協会のシンプルな1科目形式が取り組みやすいという面もあります。

合格率の傾向は2団体でそれほど大きな差はないとされています。どちらを選ぶかは、各公式サイトの試験案内で実技科目の内容を読み比べてから決めるのが無難です。職場の先輩や同僚に「どちらで受けた?」と聞いてみるのもよいですよね。

申し込み前に把握しておきたいこと

FP2級の受験資格

FP3級は原則として受験資格の制限が少なく、広く受験できます。FP2級は受験資格の要件があるため、自分が該当するかを事前に確認しておく必要があります。

受験資格の種類 概要(目安)
FP3級合格 FP技能検定3級に合格していること
実務経験 FP業務に関する2年以上の実務経験があること
認定研修修了 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了していること

保険や金融の実務に携わっている方は、実務経験ルートで受験できる場合があります。自分が該当するか判断に迷ったら、各団体の公式サイトの受験資格ページを読み込むか、勤務先の総務・研修担当に相談するのが確実です。

学科と実技の免除制度

FP試験は学科と実技の両方に合格して初めて資格取得となります。どちらか一方に先に合格した場合、合格は一定期間有効です。次回の試験では残りの科目だけを受験することができます。

「今回は学科だけ集中して受ける」「実技はあとでじっくり対策してから」という戦略が取れるのは、FP試験のありがたい仕組みです。免除期間の詳細は各公式サイトの規定で確認しておきましょう。

FP試験の日程を逃さないためのコツ

FP2級の申し込みを見逃してしまうのは、本当にもったいないことです。次の試験まで3〜4か月待つ間にモチベーションが落ちてしまう人が少なくないと、現場の保険営業の人から聞いたことがあります。

実際に多くの人が実践しているのは、「受験を決めた時点でその年の3回分の申し込み開始日を全部カレンダーに書き込んでしまう」という方法です。シンプルですが、これが最も確実に申し込み漏れを防ぎます。

FP3級はCBT方式なので申し込みへのプレッシャーは小さいですが、「いつでも受けられる」という気楽さが逆に先延ばしを生みやすいという落とし穴もあります。ある保険会社の研修担当の方が話していたのですが、「CBT移行後、かえって受験を後回しにしてしまった人が出た」とのことです。受験日を先に押さえてから勉強計画を逆算するほうが、結果的に早く取得できることが多いようです。

FP試験 日程・申し込みに関する情報は年度ごとに変わる可能性があります。この記事でご紹介しているスケジュールはあくまで例年の傾向をもとにしたものですので、受験を決めたら日本FP協会・金融財政事情研究会の公式サイトをブックマークして、最新情報はそちらで直接確認するようにしてください。

まとめ——FP試験 日程・申し込み・受験回数を整理すると

FP試験の受験回数と日程について、最後にポイントを整理します。

FP3級はCBT方式に移行済みで、全国のテストセンターで随時受験できます。「年に何回まで」という制限はありませんが、空き状況によって希望日が取れないこともあります。受験料は学科・実技それぞれ4,000円前後(目安)。申し込みから受験まで比較的スムーズに進められます。

FP2級は年3回(1月・5月・9月)の定期試験のみです。FP2級 申し込み 期間は試験日の2〜3か月前、期間は約1か月しかありません。この期間を逃すと次の試験まで数か月待つことになります。受験料は学科・実技合わせて約11,700円前後(目安)。

試験を実施しているのは日本FP協会と金融財政事情研究会の2団体。どちらで合格しても国家資格(FP技能士)として同じ効力ですが、実技科目の内容が異なります。自分の業務内容や学習スタイルに合わせて選んでみてください。

FP試験の日程・申し込み・受験回数を理解したら、あとは受験日を先に決めて、そこから逆算して勉強計画を組むだけです。まずは公式サイトで最新の試験日程をチェックするところから始めてみましょう。

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