「CBT試験の申し込みは終わった。でも当日って何を持っていけばいいの?試験会場に着いてから、どんな流れで試験が始まるの?」

簿記3級のネット試験(CBT)を初めて受ける方から、こういった声をよく聞きます。ペーパー形式の統一試験とはまったく勝手が違いますから、手順がわからないのは当然です。試験勉強がどれだけ万全でも、当日の手順を知らないせいで余計な緊張をするのは、本当にもったいないですよ!

ということで、今回は簿記3級 ネット試験 CBT 当日の流れと持ち物について、受付から結果確認まで、ひとつひとつ丁寧に解説していきます。前日までにこの記事を読んでおけば、当日は試験に集中できるはずです。

そもそも簿記3級のCBTって何?統一試験と何が違う?

CBTとは「コンピュータ・ベースト・テスティング(Computer Based Testing)」の略で、紙ではなくパソコン画面上で解答する試験形式のことです。

従来の簿記3級の試験は、年3回に限られた「統一試験」が主流でした。全国一斉に同じ日に受験するスタイルで、試験日が合わなかったら次の回まで3〜4か月待たなければならなかったんですよね。でもCBTなら、全国各地のテストセンターでほぼ毎日受験できます。仕事が忙しい人や育児中の人にとっては、本当に受験しやすくなったと思います。

試験の内容・難易度は統一試験と同等です。出題範囲も合格基準も変わりません。変わるのは「受ける形式」だけです。問題は画面に表示され、マウスや数字キーで解答します。電卓は画面上のツールを使いますし、計算用のメモ用紙は会場から渡されます。ペン1本持っていかなくても成立するのが、CBTの大きな特徴です。

簿記3級のネット試験(CBT)当日の持ち物

「何を持っていけばいいの?」という疑問には、シンプルに答えられます。必要なものは、本質的には2つだけです。

必ず持参するもの

顔写真付きの本人確認書類が必要です。運転免許証・マイナンバーカード・パスポートがよく使われます。健康保険証は顔写真なしのため、単体では認められない場合があります。必ず写真付きのものを1点、財布に入れておいてください。

保険や金融の職場で働く方の話では、「本人確認書類の種類を事前に確認せずに行ったら、写真なしの証明書しか持っていなくて受付で困った」というケースもあったそうです。当日に気づいても取り返しがつかないので、前日に財布の中を確認するのが鉄則です。

もうひとつ必要なのが、受験予約の確認書類です。申し込み時に届いた「予約確認メール」を印刷したものか、スマートフォンの画面で提示する形で対応している会場が多いです。予約番号・受験日時・試験会場の名称が確認できるものを手元に準備しておきましょう。

持っていかなくていいもの(これ、意外と知らない!)

電卓は不要です。簿記3級のネット試験(CBT)では画面上に電卓ツールが表示されるため、持参した電卓は使用できません。「電卓を家に忘れた!」という焦りは不要ということですね。

同様に、筆記用具も持参不要です。計算用のメモ用紙とペンは試験会場が用意してくれます。受験者が自分で持ち込んだ用紙やペンは使用できませんので、このルールは要注意です。うっかり持参したとしても、試験室には持ち込めません。

スマートフォン・腕時計・参考書なども、試験室内には持ち込めません。ロッカーや指定の場所に預けることになります。試験中の残り時間は、画面上のタイマーで確認する形なので、時計がなくても大丈夫ですよ。

あると便利なもの

試験前の待ち時間に最後の見直しをしたい場合は、テキストや問題集を持参するといいです。受付前の待合スペースで使えます。ただし試験室内には持ち込めませんので、受付が終わったら預けることになります。

あとは、会場によっては建物内に飲み物の自動販売機がないこともあります。水やお茶を持参しておくと、試験前に少し飲んで落ち着くこともできますし、試験後の帰り道も安心ですよ。

試験会場はどんなところ?着いてからどうすればいい?

簿記3級のネット試験(CBT)の試験会場は、商工会議所が指定した全国各地のテストセンターです。都市部ではオフィスビルの一室や、専用のPC試験スペースになっていることが多いです。

「テストセンターって、なんか怖そう…」という方もいますが、基本的には静かで清潔感のある環境が整っています。同じ会場で別の試験(他の資格試験)を受けている方が混在していることもありますよ。どの人がどの試験を受けているかは外見からはわかりませんが、なんとなく「みんな頑張ってるんだな」という雰囲気があります。

到着は予約時間の10〜15分前に

試験会場には、予約した時間の10〜15分前には到着しておくことをおすすめします。ギリギリに駆け込むと、受付でバタバタして試験前に余計なプレッシャーを感じてしまいます。せっかく勉強してきたのに、手続きのせいで焦るのはもったいないですよね。

初めて行く会場は特に、道順の確認を丁寧にしておきましょう。ビルの何階にあるか、エレベーターはどこか、最寄り駅からどのルートで行くか。当日に迷わないよう、事前にGoogleマップなどで確認しておくのが安心です。

受付〜試験室に入るまでの流れ

受付では予約確認書類と本人確認書類を提示します。スタッフが予約番号を確認してくれたら、次は荷物をロッカーへ。スマートフォン・バッグ・参考書など、試験室に持ち込めないものはここで預けます。

その後、スタッフから試験の注意事項について説明があります。画面操作の基本的な流れや、試験中に機器トラブルがあった場合の対処法なども教えてもらえますよ。「何かあったらスタッフを呼んでください」という案内があるはずなので、緊張していても焦らず聞いておきましょう。

準備ができたら、PCブースに案内されていよいよ着席です。

試験中の流れと、終わったあとのこと

試験スタートから解答まで

PCブースに着席したら、画面の指示に従って試験を開始します。最初にチュートリアルや操作説明の画面が表示されることが多いので、焦らずしっかり読んでから進めましょう。

簿記3級のネット試験(CBT)の試験時間は60分です。画面の端に残り時間が表示されますので、ペース配分の目安にしてください。

計算が必要な問題では、画面上の電卓ツールを使います。マウスでクリックするか、テンキーで数字を入力する形です。普段の手持ち電卓とは操作感が変わるため、商工会議所の公式サイトで公開されているCBT体験版を、事前に一度触っておくことを強くおすすめします!ここだけは本当に、やっておくとやっておかないとでは差が出ます。

会場で渡されるメモ用紙は、仕訳をメモしたり複数のデータを集計したりするときに大活躍します。ペーパー試験のように解答用紙に直接書き込む欄がないため、手書き作業はすべてこのメモ用紙で行います。積極的に使ってください。

試験が終わったら

60分の制限時間が終わるか、自分で「終了」を選択すると試験は完了です。アンケート画面が表示されることもありますが、回答してもスキップしても試験結果には影響しませんので、落ち着いて操作を進めてください。

試験終了後はPCブースを出て、スタッフに声をかけます。メモ用紙など試験中に使った消耗品はその場で返却します。持ち帰ることはできませんのでご注意を。その後ロッカーから荷物を取り出して、受付で退出の手続きをして完了です。

結果はいつわかる?合格証書はどうなる?

統一試験と大きく異なるポイントが、まさにここです。CBTの結果の出方、知っていましたか?

合否と点数は試験終了直後にわかる

簿記3級のネット試験(CBT)の特徴のひとつが、試験終了直後に画面で合否と得点が表示される点です。統一試験では合格発表まで数週間〜1か月以上かかりますが、CBTはその場でわかります。「結果がいつ出るのかわからなくてモヤモヤする」という時間がないのは、精神的にかなりラクです。

合格基準は100点満点中70点以上です。「合格」か「不合格」かが、試験を終えた瞬間に画面に表示されます。ある保険代理店のスタッフが受験したとき、「画面に合格の文字が出てきて、思わず椅子から立ち上がりそうになった」と話していました。それほどリアルタイムで直接的に結果が見えるということです。

合格証書が届くのはいつ?

CBTで合格した場合、合格証書は後日、商工会議所から郵送されます。発行までの期間は各商工会議所によって若干異なりますが、目安としておおむね2〜3週間です。

また近年は、デジタル合格証の整備も進んでいます。電子データで合格証をダウンロードできる仕組みで、就職活動中の方や転職希望者にとっても活用しやすい形式になってきました。詳細は申し込み先の商工会議所の案内を確認してみてください。

合格証書が手元に届くまでの間は、試験会場で渡されるスコアレポート(試験結果の控え)を大切に保管しておきましょう。就職・転職の際に一時的な証明として使えることもあります。

当日の流れを一覧で確認しよう

最後に、当日の持ち物と流れを表にまとめておきます。試験前日にもう一度確認してみてください。

チェック項目 内容
持参(必須) 顔写真付き本人確認書類・受験予約確認書
不要なもの 電卓・筆記用具(いずれも会場で用意される)
試験室に持ち込めないもの スマートフォン・腕時計・参考書・バッグ類
到着の目安 予約時間の10〜15分前
試験時間 60分
結果確認 試験終了直後に画面で合否・得点が表示される
合格証書 後日郵送(目安2〜3週間)、デジタル証明書も整備中

前日のうちに、持ち物の確認・試験会場までのルート確認・起床時間の設定まで済ませておくのがベストです。当日バタバタしないための準備は、全部前日に終わらせてしまうに限りますよ。

簿記3級のネット試験(CBT)は、仕事をしながら資格を取りたい方にとって、本当に受けやすくなった試験です。試験日程の自由度が高く、結果もその場でわかるこの形式は、忙しい大人の学び直しにとってありがたいですよね。当日の手順を頭に入れておけば、余計な緊張なく試験に向かえるはずです。準備万端で、本番に臨んでください!

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