去年の夏、久しぶりに会った友人が、あまりにも綺麗になっていて思わずフリーズしてしまいました。顔がつやつや、姿勢がよくて、全体的に「整ってる」感じがするんです。思わず「何かした?整形?」(直球すぎてごめんなさい)と聞いたら、「毎月ちょっとずつ自分に投資してるだけだよ」って笑顔で答えてくれた。聞けば月3万円ほどを「自分磨き費」として毎月決めて使っているだけ、とのこと。

月3万円。それだけで、こんなに変われるんだって、正直驚きました。

それからです。私が「自分磨き投資」について本格的に考えはじめたのは。今日は私なりに試行錯誤してきた、月3万円以内でできる自分磨きの投資先を全部まとめてご紹介します。ぜひ自分に合うものを見つけてみてください。

まず「自分磨き投資」の考え方を整理してみよう

自分磨きにお金を使うことに、なんとなく罪悪感を感じてしまう女性って多いですよね。「こんなことにお金使っていいのかな」「もっと貯金すべきかな」って思ったことは私にもあります。でもね…、自分への投資は唯一「返ってくることが確定している投資」なんです。株は下がることがあるけど、自分が学んだことや整えた体は、誰にも奪われない。この考え方に気づいてから、お金を使う罪悪感がすっとなくなりました。

ただ、3万円をどこに使うかは大事です。何となく外食が豪華になっただけ、ドラマ課金が増えただけ、となってしまっては「投資」じゃなくて「消費」になってしまいます。「未来の自分を底上げするために使う」という意図を持つこと、意識して使う分野を決めること。それが自分磨き投資の第一歩だと思っています。

では、具体的にどこに使うか。私が実際に試してきた投資先を、ひとつずつ見ていきましょう。

スキンケア・美容への投資(目安:8,000〜10,000円/月)

月3万円あれば、変われますよ。私が実際にやってきた自分磨き投資先まとめ。

私の場合は、美容への投資がいちばん即効性が高かったです。とはいえ、高ければいいってわけじゃない。ここが落とし穴でした。

20代後半に「高い化粧水を買えばどうにかなる」と信じていた時期があって、デパコスに月15,000円以上使っていたことがあります。でも結果は…そんなに変わらなかった(涙)。散々お金を溶かして気づいたのは、「高いものをたくさん使う」より「自分の肌に合うものを使い続ける」ほうがずっと大事だということです。今は7,000〜8,000円の予算で基礎スキンケアを厳選して使っています。美容液1本をしっかり使い切るほうが、バラバラ試すよりも断然肌が喜ぶんです。

スキンケア以外だと、月に1回のフェイシャルエステや、ホワイトニング歯磨き粉の導入も地味に効いてきました。顔の美しさって、肌だけじゃなくて「歯」と「姿勢」が大部分を占めると今は思っています。だから歯のケアにも少しだけ予算を回すのがおすすめですよ。歯って、笑顔の印象を一瞬で変えますから。

体を動かすことへの投資(目安:8,000〜12,000円/月)

「ジムに入会したけど行かなくなった」という経験、ありませんか?私も一度やらかしました。月8,000円のジムに入会して、結局3ヶ月で退会。その間の通った回数、たった5回。計算したくなかったです(笑)。

その失敗から学んだのは、「通えるかどうかの条件を整えること」が何より先、ということです。気合や意志力に頼っても続きません。今は自宅から徒歩5分のホットヨガスタジオに通っていて、これが月8,000〜9,000円ほど。距離が近いだけで続けやすさが全然違います。「やる気がある日だけ行く」じゃなくて「なんとなくふらっと寄れる」くらいの距離感が、継続のコツだと実感しています。

運動への投資は、体だけじゃなくてメンタルも変えてくれます。ヨガをはじめてから、ちょっとしたことでイライラしにくくなったし、寝つきも明らかによくなりました。「元気なときに体を動かす習慣への投資をしておく」って、保険と同じ感覚で考えるといいんじゃないかと思います。健康に使ったお金は、将来の医療費を減らすんですよ。「今の自分」へのご褒美であり、「未来の自分」への贈り物でもあります。

インプット・スキルアップへの投資(目安:3,000〜5,000円/月)

月3万円あれば、変われますよ。私が実際にやってきた自分磨き投資先まとめ。

本を読むこと、これが最も費用対効果の高い投資です。本1冊1,500〜2,000円で、著者が何十年もかけて培った知識が手に入るんですよ。すごくないですか、これ。しかも読んだ本は自分の頭の中に残るから、使えば使うほど複利で増えていく感覚があります。

私は毎月2〜3冊、紙の本かKindleで読んでいます。月3,000円もあれば十分です。美容・メンタル・お金・人間関係など、ジャンルを偏らせないようにしているのがポイントで、ひとつのジャンルに偏ると気づかないうちに思考が固まってしまうので。いろんな分野の本を読んでいると、自分の視野が広がっているのを実感できますよ。

本以外だと、Udemyの動画講座も活用しています。セール期間中なら1,500〜2,000円で専門スキルを学べるので、年に2〜3本まとめて買っておくのがコツです。月換算にすると500〜1,000円ほどになります。スキルが身につくと自信にもなるし、なにより「学んでいる自分」でいられることが気持ちよくて、モチベーションが上がるんですよ。「今日も何かひとつ吸収できた」という小さな達成感が、じわじわと積み重なっていくのを感じています。

感性を磨く体験への投資(目安:5,000〜8,000円/月)

これ、意外と後回しにされがちな分野なんですけど、私はここへの投資が「女磨き」としてはいちばん大事だと思っています。正確に言うと、「内側から出てくる何か」を育てる投資、とでもいうのかな。

映画を観ること、美術館に行くこと、いつもとは違うカフェやレストランに行くこと。こういった「体験」の積み重ねって、会話の引き出しになるし、感情の豊かさにもつながります。「あの映画観た?」「最近あの展覧会よかったよ」って言える女性ってなんか素敵じゃないですか。「経験が豊かな人」って、何か特別なことをしているわけじゃなくて、日常にある体験の機会を丁寧に拾ってきた人なんじゃないかと思っています。

私の場合は月に映画2本(1,800円×2)と美術館1〜2回(1,500〜2,000円)を定番にしています。それだけで月6,000円前後です。美術館は年間パスポートがお得なこともあるので、よく行く美術館があれば一度チェックしてみてください。感性って、意識して磨かないと鈍っていくものです。「こないだ観た映画がよくてさ〜」と話せるネタを常に持っている女性でいたい、と強く思っています。

私のリアルな月3万円配分と、最後にひとつだけ

月3万円あれば、変われますよ。私が実際にやってきた自分磨き投資先まとめ。

ここまで紹介した投資先をまとめると、私の場合はこんな感じになります。スキンケア・美容に8,000〜10,000円。体を動かすことに8,000〜10,000円。インプット・スキルアップに3,000〜5,000円。体験・感性磨きに5,000〜8,000円。合計で24,000〜33,000円。だいたい月3万円の範囲に収まります。

月によって波があるのは正直なところで、Udemyで講座をまとめ買いする月はインプット費が増えるし、特別展示があれば体験費が増えます。でも大きな枠はこれを守っていると、「使いすぎた」という罪悪感がなくなりました。予算を決めることって、自分磨きを長く続けるためのメンタル管理でもあるんです。

最後にひとつだけ言いたいことがあって。最初からすべての分野に満額投資しなくていいです。まずは「これが気になる」というひとつだけ、月5,000円試してみるところから始めてみてください。手応えを感じたら、少しずつ広げていけばいい。完璧な計画を立てるより、小さく始めるほうがうまくいく。これは私が何度も失敗して学んだことです。

自分磨きは、がんばることじゃなくて「整える習慣」を積み重ねること。月3万円という予算があれば、その習慣を作る材料は十分にそろっています。あとは、自分が何に時間とお金を使いたいかを、少しだけ丁寧に考えてみること。それだけで、半年後の自分がまるっきり変わっていますよ。