日焼け止めを毎日塗り続けて、気づいてしまったこと。
塗った。また塗った。今日も塗った。そうやって半年間、ほぼ毎日欠かさず日焼け止めを塗り続けた結果、「あ、これか」ってなった瞬間があったんです。大げさに聞こえるかもしれないけど、肌のことって継続しないと本当にわからないんだなって、しみじみ実感しています。
「面倒くさい」という壁を越えるまで
正直に言うと、私はずっと日焼け止めが苦手でした。べたつく。白くなる。なんか重い。夏の炎天下ならまだしも、曇りの日や「どうせ家にいるし」な日に塗るなんて発想が全然なかったんです。「もったいないし今日はいいか」が口癖みたいになってた(笑)。
30代後半に差し掛かったとき、急に鏡が気になり始めました。「あれ、なんかくすんでる?」「この茶色いの…前からあったっけ?」って。スキンケアはそれなりにやってるつもりなのに、なぜかパッとしない。美容好きの友人に相談したら「それ絶対に日焼けだよ」って一言で言われて、えっ、そうなの?ってなりました。そこからです。「とりあえず半年だけ、毎日塗ってみよう」って決めたのは。
続けてみて、最初に気づいたこと

正直、最初の1〜2週間は全然わからなかったです。変化なんて特に感じない。「これ意味あるのかな」って薄っすら思いながら、とりあえず惰性で続けていました。
変化を感じ始めたのは、だいたい1ヶ月を過ぎたあたりでしょうか。なんというか、顔の「底」の部分が明るくなった気がしたんですよ。光の反射というか、ツヤというか。鏡を見るのがちょっと楽しくなってきた。これは自分でも驚きましたね。私の場合、スキンケア自体はずっと続けていたので「乳液が合ってきたのかな」「美容液が効いてきたのかな」と最初は思っていたんですよ。でもそのとき、特に何も変えていなかった。変えたのは日焼け止めを毎日塗ることだけ。「もしかして、これか?」ってなったとき、なんか感動しましたよ(笑)。
人間って、「続けてみてわかること」が意外と多いんですよね。頭で知ってるだけと、体で実感するのとは全然違います。
冬も曇りも関係なかった、という衝撃
ここで一番大きな「大前提」が崩れたんですよ。私はずっと「日焼け止めは夏のもの」だと思っていた。梅雨明けから9月くらいまでがんばれば、あとはなんとかなるでしょ、って。
でも実際、紫外線って一年中降り注いでいるんです。量は夏が一番多いけど、冬でもゼロじゃない。曇りの日でも地表に届く量は晴れの日の50〜80%くらいあると言われています。「曇りだから大丈夫」は完全に思い込みだったわけです。これ、頭では知っていたんですよ。知ってはいたけど、「まあそこまで気にしなくても」ってどこかで思っていた。でも毎日塗り始めて、冬の曇りの日もサボらずに続けることで、肌の「底上げ」が起きたのを実感したとき、素直に「あ、ほんとだったんだ」ってなりましたね。知識と実感って、やっぱり別物なんです。
選び方を間違えた、私の失敗談

日焼け止めを毎日塗ろうと決めてから、最初にやらかしたことがあります。「どうせ塗るならSPF50+/PA++++じゃないと意味ない」と思って、ガッチガチに紫外線をカットする外出用の下地を毎日使い始めたんです。
これがまずかった。重いし、クレンジングが不十分だったのか、毛穴に詰まる感じがして。肌が荒れ始めたんですよね。「日焼け止めを毎日塗ったら肌が荒れた」という最悪のパターンにはまりかけました(笑)。そこで気づいたのが、「毎日使う日焼け止めは軽いもので十分」ということ。室内作業がメインの日や、ちょっとコンビニに行くくらいなら、SPF20〜30程度でも全然いいんです。私の場合は今、外出が少ない日用に軽いタイプを1本、がっつり外に出る日用にしっかりしたタイプを1本、使い分けるようにしました。これにしてから、肌の調子がすごく安定してきたんですよ。使い分けって最初めんどくさそうに見えて、実は「毎日続けるハードル」をめちゃくちゃ下げてくれるんですよね。
テクスチャーとニオイにこだわり始めた話
これは予想外の変化でした。日焼け止めって、正直選ぶのも面倒くさいな、と思ってたんですよ。全部同じでしょ、みたいな感じで。
でも毎日塗るようになってから、テクスチャーとか、ニオイとか、白浮きの有無とか、すごく気になってきたんです。「あ、これ肌になじみやすいな」「朝バタバタしてるとき、この軽さは助かる」「逆に外出日はこっちのほうが安心感ある」って、ひとつひとつ試してみるのが楽しくなってきました。気づいたら美容コスメの棚で日焼け止めコーナーをじっくり見るようになっていて(笑)、「私、変わったな」ってしみじみしましたよ。続けるって、こういうことなんですよね。最初は義務感だったものが、いつの間にか「日常の一部」になっていく。面倒だと思っていたものが、いつの間にか楽しみになる。こういう変化って、実は美容に限らず、いろんなことに言えるんじゃないかなって思っています。
半年続けた私の結論

日焼け止めは「続けないと意味がない」ケアの筆頭格です。1回塗っても2回塗っても変わらない。毎日の積み重ねが、じわじわと肌の底力を変えていくんです。これは私が半年間、体で学んだことです。
「継続系の美容ケアって地味すぎて実感わかない」って思う気持ち、すごくわかります。わかるよ、本当に。でも今の私は「これだけはやめたくない」ってなってる。それだけで、十分じゃないかなって。
あなたもまだ「日焼け止め、面倒くさいな」のループにいるなら、とりあえず軽いテクスチャーのものを1本だけ試してみてほしいんです。高くなくていい。SPF50でなくていい。「毎日続けられる」ことが、一番のスペックだと私は思っています。続けた先に、今まで気づかなかった自分の肌に出会えるかもしれないから。それだけ。
