去年の天赦日、私、うっかり見逃してたんです。気づいたのが翌日で、「あーもったいない!」ってひとりで悔しがってました(←笑えない)。それからというもの、年の初めに必ず暦をチェックして、一粒万倍日と天赦日をスケジュール帳に書き込むのが習慣になりました。

「暦とか気にするの?」って言われることもあるんですけど、うん、気にしてます。ガッツリ気にしてます。今日はそんな私が毎年どんなふうにこの日を過ごしているか、正直にお話しさせてください。

一粒万倍日と天赦日、まずは基本をおさらい

一粒万倍日とは、「一粒の籾が万倍にも実る」という意味を持つ、昔からの吉日です。何かを始めるのに最適な日とされていて、財布を新調したり、銀行口座を開いたり、新しいことに着手するのにいいとされています。月に4〜6回ほど巡ってくるので、比較的チャンスが多いのが嬉しいところですね。

一方、天赦日というのは「天が万物の罪を赦す日」という意味。百事を赦す、つまりすべての行いが許される最上の吉日とされていて、年に6回ほどしかない貴重な日なんです。この2つが重なる日は、暦の上では「最強開運日」と呼ばれることがあります。一粒万倍日だけでも縁起がいいのに、天赦日の後押しまでついてくるなんて、使わない手はないじゃないですか。

ただ…私が最初にこれを知ったとき、「で、何をすればいいの?」って正直わからなかったんですよね。開運日って言われても、特別なことをしなきゃいけないのかな、って漠然と思っていたんです。

でもね…。それが大きな勘違いだったと、あとから気づきました。

「特別なことをしなきゃ」という前提を疑ってみた話

今年の一粒万倍日と天赦日、私が大事にしている過ごし方

「開運日には何か特別なことをしないといけない」という大前提、私も長いこと持っていたんです。縁起のいい食べ物を食べなきゃとか、神社に行かなきゃとか、高額なパワーストーンを買わなきゃとか(←それは違う)。でもあるとき、すごく尊敬している先輩に言われた言葉があって。「大事なのは『何をするか』より『誰でいるか』じゃない?」って。

それを聞いたとき、頭をガツンとやられた感じがしました。そうか、と。開運日に素敵な財布を買っても、自分の気持ちがグズグズしたままだったら意味がないんだよ、と。開運日というのは「外側に何かを足す日」ではなくて、「自分を整える日」なんじゃないかと思えたんです。それからは、私のこの日の過ごし方が少し変わりました。

私がこの日に必ずやること

ひとつめは、朝を丁寧に始めること。私の場合はいつもより少し早起きして、コーヒーをゆっくり飲みながら、その日の自分の気持ちをノートに書くようにしています。「今日何がしたい」「今年何を叶えたい」みたいなことを、ダラダラと書く感じです。日記というよりは、独り言に近い。これが不思議と頭の中を整理してくれるんですよね。「あ、私って今これが気になってたんだ」ということが出てくることがあって、それだけで十分価値があります。

ふたつめは、何かを「始める」こと。一粒万倍日は特に「始まり」に縁起がいいとされているので、ずっと先延ばしにしていたことに着手するようにしています。口座の整理とか、新しい手帳を使い始めるとか、申し込みたかったものを申し込むとか。大きなことじゃなくていいんです。「ずっと気になっていたあの本を読み始める」でも全然いい。私、今年の一粒万倍日と天赦日が重なった日に、ずーっと手をつけていなかったクローゼットの整理を始めたんですよ。「今日でしょ!」と思って。そうしたらなんか、それからしばらく気分が上向いた気がして…(気のせいかもしれないけど、でもそれでいいと思ってる)。

みっつめは、「手放すもの」を決めること。開運日って、新しいものを迎えることばかりにフォーカスしがちですよね。でも私は、この日に「もう手放すもの」をひとつ決めるようにしています。物でも、習慣でも、ダラダラ続けてしまっていることでも。「これ、もうやめよう」って決めるだけでいいんです。実際に手放すのはその後でも構わない。でも、この日に「決める」という行為自体に意味があると思っているんですよね。

逆に「やらないこと」も決めてある

今年の一粒万倍日と天赦日、私が大事にしている過ごし方

開運日の話をすると、「何を買えばいいですか?」という質問をよくもらいます。財布とか、パワーストーンとか、縁起物とか。それ自体は否定しないんですけど、私が気をつけているのは「開運ムードに流されて、不要なものまで買わないこと」なんです。

開運日に財布を新調するのはいいと思います。でも、開運日だからといって衝動買いに乗っかると、あとで「なんで買ったんだろう」ってなりやすい。これ、私の実体験です。天赦日に限定品のパワーストーンブレスレットを勢いで購入して、翌月のカード請求を見て青ざめたことがあります。あれは開運じゃなくてただの散財だったな…と今でも苦い思い出。笑

だから今は「買い物は事前に決めたものだけ」というマイルールにしています。この日に買おうと前もって決めていたもの以外は、いくら開運日でも手を出さない。地味だけど、これ大事なルールだと思っているんです。

もうひとつ、この日に「争い」や「ネガティブな気持ちを引きずること」はなるべく避けるようにしています。一粒万倍日は「始めたことが万倍に育つ」という日でもあるので、気持ちが荒れた状態でいるのはもったいないんですよね。だから、この日はできるだけ穏やかに、自分の機嫌を自分で取りながら過ごすことを心がけています。

今年の「開運日ノート」をつけ始めた

今年は年明けに、一粒万倍日と天赦日が重なる日をすべて手帳に書き込みました。印をつけて、「この日にこれをやろう」「この日にこれを手放そう」と計画を立てていく作業が、これ自体すごく楽しいんですよ。なんかワクワクするじゃないですか、先の予定に「開運日!」って書いてあったら。笑

もちろん、開運日だからといって何もかもうまくいくわけじゃないことは、わかっています。そんな魔法みたいなものじゃない。でも、「この日は大事にしよう」という意識を持って過ごすことで、自分の行動が確実に変わってくるんですよね。意識が変われば行動が変わる。行動が変われば、少しずつ現実も変わっていく。それだけのことかもしれないけど、でもそれって、本当に大切なことだと私は思います。

暦というのは、祖先が長い時間をかけて積み重ねてきた知恵です。「迷信だから」とバッサリ切り捨てるのも違うと思うし、逆に盲目的に信じすぎるのも違う。「自分を律するためのリズム」として活用するくらいが、ちょうどいいんじゃないかなと思っています。私の場合は、開運日ノートをつけることで、自分の1年にメリハリが生まれたと感じていますね。

まとめ — 開運日は「自分を整える日」でいい

今年の一粒万倍日と天赦日、私が大事にしている過ごし方

一粒万倍日と天赦日について長々と書きましたが、私が言いたいことはシンプルです。この日を特別視しすぎず、でも大切に扱う。それだけでいいと思っています。

「何かを始める」「何かを手放す」「丁寧な朝を過ごす」。これだけで十分です。高価なものを買ったり、特別な儀式をしたりしなくていい。あなた自身が「今日はいい日だ」と思えるような過ごし方をすること、それが一番の開運だと私は思っています。

今年もまだ開運日は続きます。次の天赦日や一粒万倍日が来たとき、少し意識して過ごしてみてください。何かが劇的に変わるかどうかはわからないけれど、少なくとも「自分を大切にする時間」は必ず増えると思うから。それって、すごくいいことだよ。