パワーストーンショップに入ったのは、通りすがりでした。商店街を歩いていてウィンドウのピンク色が目に入って、なんとなく引き寄せられて、なんとなく試着して、気づいたらレジにいた。ローズクォーツのブレスレット、買いました。完全な衝動買いです。

でもそれから約3ヶ月間、ほぼ毎日つけ続けました。その間に感じたこと、気づいたこと、それから恥ずかしいくらいの失敗談も含めて、正直に書いていきます。「つけたら奇跡が起きました!」という話ではないです。あらかじめそれだけ言っておきます。

ローズクォーツを選んだきっかけ。正直に言うと、ほぼ見た目でした

パワーストーンに詳しい友人がいて、「恋愛運を上げたいんだよね」と話したことがありました。「それならローズクォーツかモルガナイトじゃない?」と即答されました。2択で悩んで、なんとなくピンクの色味がかわいかった方を選んだ。それがローズクォーツでした。知識はゼロ。見た目の好みで決めた話です。

あとから調べてみると、ローズクォーツは「愛と美の石」として古代から使われてきたもので、ビーナスの象徴としても知られています。愛情のエネルギーを高め、自己愛を深めると言われているんですね。

「自己愛」かあ、と思いました。私がイメージしていた「恋愛運を上げる=素敵な出会いを引き寄せる」とは、少しニュアンスが違います。「自分自身を愛するエネルギーを高める」に近い。最初はその違いがあまりピンとこなかったんですが、後々になってこの差がすごく重要だったと気づくことになります。

ちなみに見た目については、ピンクがかわいくてシンプルに好きでした。スピリチュアルな話を置いておいても、アクセサリーとして気分が上がるものを選ぶのは大事だと思います。毎日つけるものだから、テンションが上がるかどうかってけっこう重要ですよね。

左手につける意味、調べたら納得できました

ローズクォーツを左手につけてみた。恋愛運が上がるのか、正直に書きます。

右手か左手かで悩む人、多いんじゃないでしょうか。私もそこで止まりました。なんとなく「左手のイメージ」はあったんですが、根拠がわからなくて。

スピリチュアルの考え方では、左手は「受け取る手」、右手は「与える手」とされています。エネルギーを取り込む・引き寄せる・受け取る、という意味では左手が有効とされていて、逆に自分の力を外に放出したい場合や、誰かを守りたいという場合は右手にするとよいとも言われています。

私の場合は「とにかく良縁を受け取りたい!」という気持ちだったので、迷わず左手にしました。毎朝起きて、コーヒーを淹れて、出かける前に左手首にブレスレットをはめる。それが習慣になっていきました。

ただ正直に言うと、この「左手か右手か」には諸説あります。「利き手の逆につける」という考え方もあるし、「感覚でつけたい手に」という人もいる。あまり正解にこだわりすぎなくていいと思いますよ。「これが自分に合っている気がする」と思える方につければ、それで十分じゃないかな。

1ヶ月つけ続けて変わったのは、意外なところでした

最初の1週間は、何も変わりませんでした。当然と言えば当然なんですが、「石をつけた翌日に運命の人が現れる」なんてことは、ありませんでした(笑)。毎朝電車に乗って、誰かと目が合うたびにほんの少しだけ期待して、でも普通に仕事して普通に帰ってくる毎日が続きました。

変化を感じたのは、1ヶ月を過ぎた頃です。「あ、なんか最近、自分のこと少し好きになってる気がする」という感覚が生まれていたんです。

恋愛に何かが起きたわけじゃないです。特別な出会いがあったわけでも、気になる人が現れたわけでもない。でも、自分の心の状態みたいなものが、じわじわと変わってきた感じがしていました。鏡を見るのが前より嫌じゃなくなった。自分の顔を見て「まあ悪くないか」って思えるようになった。人に何か言われたとき、以前よりも笑顔で返せるようになった気がする。

これがローズクォーツの効果かどうか、私には断言できません。でも毎朝ブレスレットをはめるたびに、「今日も恋愛に対して前向きでいよう」という小さな意思確認をしていたのは事実で、その積み重ねが何かを変えていたのかもしれないとは思っています。ローズクォーツが「自己愛を育む石」と言われる意味が、このとき初めてわかった気がしました。恋愛の前に、まず自分を整える。それが先だったんです。

「恋愛運が上がった?」正直に答えます

ローズクォーツを左手につけてみた。恋愛運が上がるのか、正直に書きます。

冷静に書くと最初に言ったので、冷静に答えます。劇的な出来事は、ありませんでした。「つけた途端に運命の人と出会った」とか「急に告白された」とか、そういうことは私の場合は起きませんでした。

ただ、小さな変化はいくつかあったんです。職場の人から「最近なんかいい感じだよね」と言われたこと。久しぶりに会った友人から「雰囲気変わった?」と聞かれたこと。放置していたマッチングアプリを再開してみたら、以前より会話が続くようになった気がしたこと。これがローズクォーツのおかげかどうか、直接結びつける根拠はありません。

でも私は、これらの変化を「石のエネルギーが直接働いた」のではなく、「石をつけたことで変わった自分の意識や態度が、周りへの印象に影響した」のだと思っています。恋愛運というのは「向こうから来るもの」じゃなくて、「自分が変わることで引き寄せるもの」なんじゃないかな、というのが私の見方です。そういう意味では、ローズクォーツは恋愛運を直接上げてくれるというより、「恋愛運が上がりやすい自分を作るサポートをしてくれる」ものだと感じています。

ローズクォーツに頼りすぎた、恥ずかしい失敗談

書くかどうか迷いましたが、せっかくなので書きます。

つけ始めて3ヶ月くらいのとき、気になっている男性がいました。そのとき私はどこかで「ローズクォーツをつけてるから大丈夫!」という根拠のない自信を持ってしまっていて、ちょっと大胆な行動に出たんです。

玉砕しました。見事に。

うまくいかなかった瞬間、一瞬だけ「ローズクォーツ、全然効かないじゃないか」と思いました。正直に言います、思いました(笑)。でも落ち着いて考えると、アプローチの仕方がまずかったとか、タイミングが合わなかったとか、そういう普通の理由だったと思います。石のせいにするのはさすがに違う。お門違いというもの。

このとき気づいたのが、「ローズクォーツをつけていればうまくいく」という大前提を、私はいつの間にか持ってしまっていたということです。お守りを持つと、なぜかこういう気持ちになりやすいんですよね。「守られているから多少無茶しても大丈夫」みたいな。でも、それは違う。石はあくまで自分の内側を整えるためのもので、外の出来事を操作するものじゃない。それだけです。

失敗した後の方が、ローズクォーツとの向き合い方が健全になった気がします。「守ってもらう」じゃなくて「自分を整える」ための石だ、と腹落ちしたので。むしろあの玉砕があってよかったかもしれません。おかげで変な依存がなくなりました。

結局、ローズクォーツはつけた方がいいの?私の結論

ローズクォーツを左手につけてみた。恋愛運が上がるのか、正直に書きます。

私の答えを言います。「自分との関係を良くしたい人には、かなりおすすめです。」

恋愛運が直接上がるかどうかは、私には証明できません。でも毎朝ブレスレットをはめることで「今日も自分を大事にしよう」「今日も恋愛に対してオープンでいよう」という小さな意識を持てるようになったのは、確かなことです。その積み重ねが、少しずつ自分を変えていくと思っています。

ローズクォーツが自己愛のエネルギーを高めると言われていることを考えると、「自分を好きでいられる人が、周囲に与える印象も自然と良くなる」という流れは、スピリチュアルを抜きにしてもあり得ることじゃないかなと思います。自己愛が高まると、怯えた雰囲気がなくなって、表情が明るくなる。それが「なんかいい感じ」という評価につながる可能性は、普通にあるはずです。

ただし、石をつけるだけで恋愛がうまくいくわけではないです。それは断言できます。自分が動かないと、石は何もしてくれない。石はあくまで「意識のきっかけ」であって、勝手に何かを引き寄せてくれる魔法のアイテムではありません。そんな都合のいいものがあったとしたら、むしろちょっと怖い(笑)。

私は今もローズクォーツをつけています。左手に。お守りというより、自分への小さな約束みたいな感覚です。「今日も自分を大事にしよう」という確認。それくらいの気持ちでつけるのが、ちょうどいいと思っています。それだけです。