スキンケアに月2万かけてた時期があります。ファンデもハイブランドのを奮発して、まつ毛エクステは毎月メンテして、美容院では髪質改善トリートメントを欠かさなかった。外見に投資できることは、ぜんぶやってた。

それなのに、全然モテなかったんです。

当時の私には、ひとつ大きな勘違いがありました。「外見を整えれば、あとはついてくる」って本気で信じてたんですよね。でも違った。モテる女性がやっていることは、外見を磨く「前」に、もっと大事なものを整えることだったんです。今日は、その話をします。

「外見さえよければ」という大前提が崩れた日

外見を磨けばモテる。これは正しいです。清潔感があって、肌がきれいで、体型を整えている女性は、それだけで第一印象がプラスになります。間違いない。

でもね…。それだけで「またあの人に会いたい」「そばにいると落ち着く」「なんか気になる」ってなるかというと、そうじゃないんですよ。

これに気づかせてくれたのは、私の友人でした。彼女、正直に言うと「ガチで美人」ではないんです。でも男性からのアプローチが絶えなくて、いつも誰かに好かれていた。当時の私は外見磨きに全力投球してたのに、なんでこの子がこんなにモテるの?ってずっと観察してたんですよ。じーっと。その答えが、今日書くことそのものです。

「外見だけじゃダメ」って言いたいわけじゃないよ。外見は大事。でも、外見を整える「前」にやるべきことがある。その順番を間違えると、どんなに磨いても何かがチグハグになる。私がそうだったから、よくわかります。

自分軸がある女性の、あの引力の正体

モテる女性がやっていること。外見より先に整えるべきもの

観察して最初に気づいたのは、「この子、ちゃんと自分の意見を持ってる」ってことでした。ランチを決めるとき、「どこでもいいよ〜」って言わない。「私ここ行きたい!和食の気分なんだ」ってはっきり言う。でも「あなたはどう?苦手なものある?」って相手の気持ちも聞く。自分の好みを持っていて、それを言えて、しかも押し付けない。それだけのことなのに、一緒にいてすごく心地よかったんですよね。

私の場合、長い間「嫌われたくない」が先に来てたんです。相手に合わせることが「やさしさ」だと信じてたから、自分の意見を引っ込める癖がついていた。デートのプランを全部相手に委ねて、どこに行っても「楽しかった!」って返す。そういう女のひとって、最初は「扱いやすくていいな」って思われるんですよ。でも続かない。「この人、実際どこに行きたいんだろう」「何が好きなんだろう」って、だんだん掴みどころがなくなってしまうんです。「いい人だけど、なんか薄い」ってなってしまう。

自分の好きなもの、嫌いなもの、ゆずれないもの。それをちゃんと知っていて、言えること。これが、モテる女性の土台になっています。外見より先に、ここを整えるべきだと私は思う。

「ありがとう」と「ごめんなさい」の速度が違う

モテる女性って、お礼と謝罪の速度が早いんです。これは地味だけど、かなり大事なことです。何かしてもらったとき、すぐ「ありがとう!うれしかった」って返せる女性は、相手に「この人とのやり取りって気持ちいいな」って感じさせます。感謝をきちんと受け取ってもらえると、相手はまた何かしてあげたくなるんですよね。モテる女性のまわりに好意が循環する理由のひとつが、ここにある気がしています。

私は昔、謝るのがすごく下手でした。なんか「謝ったら負け」みたいな感覚があって(笑)、素直に「ごめんなさい」が出てこなかったんですよ。ちょっとしたことでも「でも〜だったから」って言い訳から入ってしまう。これ、ほんとうに損してたと今は思います。謝れない人は、周りから「こだわりが強い」「一緒にいると疲れる」って印象を持たれやすい。実際そうだったと思います、当時の私は。

ありがとうとごめんなさいをすぐ言える人は、感情の処理が早いんです。引きずらないし、しこりをためない。その軽やかさが、「一緒にいて楽だな」って思わせます。モテる女性は、この「感情の軽さ」を持っていることが多いです。

言葉の選び方が、その人の雰囲気をつくる

モテる女性がやっていること。外見より先に整えるべきもの

愚痴や悪口を言わない女性は、雰囲気が違います。「言わない」というより「言いたい方向に気持ちが向かない」という感じ、と言うほうが正確かもしれません。

私にも反省があって。数年前、職場のストレスがひどかった時期に、仲のいい男友達に愚痴を言いすぎていたことがあります。「発散になるし、いいじゃん」と思ってたんですよね。でもある日その子に「最近会うたびに職場の話だよね、大丈夫?」って言われてはっとした。自分では全然気づいてなかったんですよ。一緒にいる時間が「愚痴の受け皿」になってたんですよね、私が。それって、気がついたらかなり恥ずかしかった。

モテる女性の会話って、よく聞いてると「ネガティブな事実の列挙」より「どうしたいか」の話が多いんです。「あの人ほんとうに嫌い」じゃなくて、「こういうのが苦手で、だから最近こう工夫してる」みたいな。愚痴が、自然と前向きな言葉に変換されてる。これ、意識して「前向きに話そう!」としてるわけじゃなくて、内側の状態がそのまま言葉に出てる感じです。だから言葉を変えようとするより、内側を整えることが先なんだと思います。

余白がある女性は、存在感が違う

モテる女性は、忙しそうにしていないんです。私はかつて「予定をぱんぱんに入れること=充実した人生」という大前提を持っていました。でも、これが大きな間違いだったんですよ。予定が詰まっている人は、「あなたのことを考える時間」が物理的にない。連絡のレスが遅い、会う時間が取れない、会ってもどこかバタバタしてる。それが積み重なると、相手は「なんか、後回しにされてる気がする」って感じ始めます。

余白があるということは、相手に向ける注意の質が上がるということです。モテる女性は、一緒にいるときにその人だけをちゃんと見ている。スマホをいじらない、話をしっかり聞いてる、笑顔が自然。それができるのは、心に余白があるからなんですよね。自分のことをちゃんとケアしてるから、他の人にも向けられる余裕がある、という状態です。

私の場合は、「予定を断ること」と「一人でいる時間を意図的につくること」を意識し始めてから、人との時間の質が変わりました。ひとつひとつの関係が、ちゃんと濃くなった感じがしています。「忙しくてごめんね」じゃなくて、「今日はあなたに会えてよかった」って心から言える余裕が、自分の中にあることの大切さを実感しています。

外見は、最後の仕上げでいい

モテる女性がやっていること。外見より先に整えるべきもの

「外見はもう磨かなくていいの?」って思いましたよね?(笑)そんなことはないです。外見を整えることは大事。ただ、内側が整っていない状態で外見だけ磨いても、どこかチグハグになる、というのが私の実感なんです。清潔感があって、表情が明るくて、姿勢がいい。そういう「在り方の外見」は、内側と連動していて、切り離せないものです。

自分を好きな人は、表情が穏やかです。感情の処理が早い人は、笑顔が自然です。つまり「外見を整える」というのは、スキンケアやメイクより先に、自分の状態を整えることが先、ということなんだと思っています。

実際、私が月2万円のスキンケアをしてた頃と今を比べると、今のほうがケアにかけるお金は少ないです。でも「最近なんか変わったよね」「きれいになった?」って言ってもらえることは増えました。外見の変化というより、「在り方」が変わったんだと思います。内側を整えたら、外見が勝手についてきた。

モテる女性がやっていることは、「自分を整えること」でした。自分軸を持つこと、言葉を丁寧に選ぶこと、余白をつくること。これは全部「自分が自分をどう扱うか」の話です。自分を大切にしている人は、他の人からも大切にされる。シンプルだけど、これが一番難しくて、一番効いた。外見は、そのあとでも全然遅くないから大丈夫。それだけ。