開運断捨離、やってみた。捨てたものと、手放したときのあの不思議な感覚の話。
クローゼットを開けた。ぎゅうぎゅうだった。5年着ていない服が出てきた。壊れかけのアクセサリーが出てきた。元カレにもらったプレゼントまで出てきた。
「あ、これ全部手放さないと、何も変わらないな」と思ったんです。なんとなく、だよ。でも、その「なんとなく」が今思えば正解だったと確信しています。断捨離と開運の関係、半信半疑な方も多いと思います。私もそうでした。でも実際にやってみたら、理屈より先に体に変化が来たんです。今日は、私が断捨離で手放したものと、そのときの正直な気持ちを全部話そうと思います。
捨てることで「場所」じゃなくて「流れ」が変わる
「断捨離で開運」というフレーズ、聞いたことはあるけれどピンとこない…という方も多いのではないでしょうか。私も最初はかなり懐疑的でした。モノを捨てたら運気が上がる、なんてそんな都合よくいくわけがないよ、って正直思っていたんです。
でもね…。実際にやってみたら、思っていた理屈とは全然違う部分で変化が起きました。
風水やスピリチュアルの世界でよく言われるのが「古いエネルギーを手放すことで、新しいエネルギーが入ってくる」ということ。「なにそのふわっとした話」って思っていた頃の私に聞かせてあげたいです。実際にモノが減ると空気が変わる。空気が変わると気持ちが変わる。気持ちが変わると行動が変わる。そしてそれが外の世界にじわじわ影響していく。それが「開運」の正体なんじゃないかな、と今は思っています。
スピリチュアルな説明を求める方にも、ロジカルな説明が好きな方にも、断捨離は「どちらの語り方でも腑に落ちる」という点が面白いですよね。どっちから入っても、やること自体は同じだから。入り口はどこでもいいんです。
私が実際に捨てたもの① 「もったいない」という名の呪縛

まず最初に手をつけたのは、服です。「もったいないから捨てられない」という気持ちで何年もクローゼットに眠らせていたものたちです。
3年以上着ていないワンピースが4着。「痩せたら着よう」と思ってとってあったパンツ(痩せていません)。買ったけどなんか違った、というブランドのカーディガン。正直、これらを手放すのには意外と勇気がいりました。でも、「もったいない」と言いながら3年も着ていないんですよ。それってもう、「私の人生に必要ないよ」というサインだと思いませんか。
私の場合は、「今の自分が新品でこれを買うか?」と問いかけるルールにしました。答えが「買わない」なら、手放す。それだけ。シンプルだけど、このルール、かなり効きます。「もったいない」の基準が「捨てたら損」ではなく「使わずに持ち続けることが損」に切り替わる瞬間、一気に手が動くようになるんです。
洋服の次はアクセサリーです。壊れているのに「修理すればいつか…」と思ってとってあったネックレスが3本。石が欠けたピアスも2セット。こういう「傷のあるものを手元においておく」のは、風水的にも良くないとよく言いますよね。実際、捨てた直後に「あ、なんかスッキリした」と体感したので、やっぱりそういうことなのかな、と。うちでは、壊れているけど捨てられないものを全部一か所に集めて見渡してから、一気に手放しました。まとめて見ると「ああ、これ全部ただの重荷だったな」ってよくわかるんですよ。
ちなみに、使っていない化粧品も一緒に捨てました。古い口紅、もらったけど色が合わなかったアイシャドウ、半分以上残ってるのに変色したファンデーション。「使えるのにもったいない」と思っていたけれど、使えるのに使っていないのは「使えない」と同じだよな、と気づきました。肌に乗せるものこそ、新鮮で自分が好きなものだけにしたほうがいいですよね。
私が実際に捨てたもの② 「人からもらったもの」という難題
これが一番難しかった。正直に言います。
元カレにもらったプレゼント、捨てていいんだろうか?そう思ったことがある方、いますよね!「捨てるのは相手に申し訳ない」「もったいない」「思い出があるから」…いろんな感情がごちゃごちゃになって、なんとなく引き出しの奥にしまったまま何年も経っていたりしませんか。私はまさにそれでした。
私の場合は、別れた相手にもらったブレスレットがひとつ、ぬいぐるみがひとつ、残っていました。別れてから何年も経っているのに、なぜかずっと「なんとなくとってある」状態が続いていたんです。捨てることに罪悪感を感じていました。でも、あるとき気づいたんです。「これを持っていることで、私は過去にしがみついているのかもしれない」と。
現在進行形でそのものを愛しているなら話は別です。でも、ただ「なんとなく」「罪悪感から」持ち続けているなら、それは前に進むことを自分で邪魔しているのかもしれない。手放すことは「その関係を否定すること」じゃないと思っています。「ありがとう、さよなら」と送り出すことで、自分の心がちゃんと今に向けられるようになる気がしました。捨てるとき、心の中で「ありがとう」とだけ言いました。それだけで、不思議と罪悪感は消えていきましたよ。
親からもらったもの、友人からのプレゼントも同じ問題が起きました。「くれた人への申し訳なさ」が邪魔をするんです。でも、私が思うに、もらったプレゼントを喜んで使い続けているならいい。でも使えていないなら、それを必要としている誰かの元へ届けてあげる方が、そのモノにとっても幸せなんじゃないかな、と。使われないまま眠っているより、誰かの手で輝く方がいいよね。
手放すとき、正直ちょっとだけ怖かった

断捨離って「スッキリ!最高!気持ちいい!」みたいなポジティブな話ばかりが語られがちですよね。でも実際は、手放す瞬間に恐怖や抵抗を感じることがあります。それは普通のことだと思っています。
「捨てたら後悔するかも」「やっぱり必要だったらどうしよう」という気持ち、私はものすごく感じました。特に思い出のあるものを捨てるときは、ちょっとだけ胸が痛かったです。学生時代の記念品とか、友人へのプレゼントの残骸とか(一体どこから出てきたんだというものまで)。懐かしいんだけど、でも今の私には関係ないんだよな、という複雑な気持ちがありました。
でも、実際に捨てて後悔したものって、今のところひとつもないんですよ。これが不思議で。「もし後悔したら買い直せばいいや」という開き直りで踏み切ったものも多いんですが、捨てた後に「やっぱりあれが必要だった!」となったことが一度もない。それって結局、「必要なかった」ということですよね。ずっと「もったいない」と思いながら眠らせていたものが、実際には全部そうだったんです。
怖いと感じるのは、モノへの執着だけじゃなくて「変化そのもの」への恐怖もあると思っています。今まで慣れ親しんだ空間が変わることへの不安。でも、変わりたいなら変わる必要がある。当たり前すぎることなんだけど、私はモノを捨てながらそれを体で学んだ気がします。怖さを感じながら捨てる、その小さな勇気のひとつひとつが、変化の下地を作っていくんじゃないかな。
断捨離の後、じわじわ起きたこと
断捨離の後に何か劇的なことが起きた、というよりは、じわじわと変化があった感じです。正直に全部話しますね。
まず、家の中にいることが好きになりました。以前はどこかごちゃごちゃしてそわそわしていたのが、部屋が整ってくると不思議と落ち着けるようになって、家で過ごす時間が心地よくなったんです。外に逃げなくても、自分の部屋にちゃんといられるようになる感じ、わかりますか。これが開運の第一歩だと私は思っています。
次に、新しいものへの感度が変わりました。断捨離前は「なんとなく足りない気がする」という漠然とした欠乏感から買い物していた節がありました。でも断捨離後は「これが本当に好きだから欲しい」という選び方ができるようになって、無駄遣いが自然に減りました。これは完全に予想外の副産物です。買い物が楽しくなった、とも言えます。迷わなくなったんですよね。
あと、これが一番驚いたんですが、人間関係の整理もしたくなってきたんです。連絡先の中にある、お互い連絡することも連絡されることもないアカウントたち。SNSのフォローも含めて、少しずつ整理しました。モノを手放す感覚をつかむと、「これは本当に今の私に必要か?」という問いかけを、他のことにも自然と応用できるようになるみたいです。
開運的な変化でいうと、断捨離から数週間後に、ずっと縁がなかった仕事の話が急に転がり込んできました。偶然かもしれない。でも「捨てたことで何かが動き出した」と感じたのは事実です。証明はできないけれど、私はそう思っています。空いたスペースに、新しいものが入ってきた感覚がありました。
断捨離は「今の自分」を選ぶことだと思う

断捨離って結局、「今の自分がどんなものに囲まれて生きたいか」を選ぶ行為だと思っています。過去の自分が好きだったもの、過去の自分に必要だったもの、過去の自分が受け取ったもの…それらすべてを「今の自分」がジャッジして、持ち続けるか手放すかを決める。
それはとても能動的で、前向きな作業です。「捨てる」という言葉のネガティブなイメージに惑わされないでほしいな、と私は思っています。捨てるんじゃなくて、「今の自分に合うものを選ぶ」。その感覚で部屋を見渡したとき、意外と手放せるものがたくさん出てくると思いますよ。
開運は、特別なアイテムを買い足すことだけじゃないんです。今すでにある「いらないもの」を手放すことで、ちゃんとスペースができて、新しいものが入ってくる準備が整う。私はそれを、この断捨離体験でじっくり実感しました。空っぽのスペースを怖がらないこと。そこに何かが来るから。
あなたのクローゼットや引き出し、ちょっとのぞいてみませんか?
